冬を代表する野菜といえば白菜を揚げない訳にはいきません。鍋に漬け物に炒め物に大活躍してくれます。
久松農園では早生から晩生まで4品種育てています。
一番早くできるミニ白菜は、早くできる分頭頂部の葉の覆いが弱く、寒さにやられやすいので基本的には11月から12月に収穫を終えます。年明けに収穫するものは、きつい寒さが来る前に写真のように頭を紐で縛って冷気が入るのを防ぎます。分かりにくいのでスタッフが実演しております。「こんな感じ!」(笑)。この上にさらに保温資材をかけて冬の間畑で寒さにさらします。
寒さにしっかり当たった白菜はうま味と甘みがグンと増します。畑に長く置く晩生種は肉厚でごわっとしていますが、厳しい寒さに当たる事で次第にやわらかく味わい深く変化します。葉菜の中でも特にうま味の強い野菜なので、煮込んだり炒めて、その出汁ごといただくのが美味しい食べ方です。
最後の写真は生育が遅れて玉にならなかったもの。白菜としては出荷できませんが、これはこれで美味しいんです! 中まで寒さと日に当たって、ゴワっとしてますが味は深い。こんなところにヒントが隠されていたりします。
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