瑞々しい初冬のキャベツ。雨の後は特に美しいです。
私たちは野菜を”顔”で見ています。元気に育った野菜はいい顔をしています。健康ということです。そして健康に育った野菜は美味しいのです。野菜たちの顔色をうかがう、のは農業者の重要な仕事です。
トップの秋のキャベツと、上の真冬のキャベツは違う顔をしていますよね? どちらも美人ですが、ヒトで言うなら年齢も人種も違う感じ。僕には冬の方がちょっと色っぽいです。
秋冬キャベツの種まきは6月半ばから9月初まで。今年は5つの品種を10回以上に分けて蒔きました。そうすることで、9月から3月まで切らさずお届けする事が出来ます。3−4週間育てた苗を畑に植えて、すぐに防虫ネットをかけます。そうしないと虫にぼろぼろにされてしまうからです。
虫の心配がなくなったらネットを剥がし、風と寒さに当ててがっちり育てます。早い作型で種まきから80日、遅い物で200日かかって出荷に至ります。
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